「ホルモン環境」が大きく関わる「女性不妊」

主な女性不妊の原因である「排卵障害」や「卵子そのもの」は

「ホルモン環境」が大きく関わっています。

 

「性ホルモン」である「女性ホルモン」は

主に「エストロゲン」と「プロゲステロン」の2種類があり

通常はエストロゲンをベースとした

基本的な流れがあり、排卵が近くなることによって

徐々にプロゲステロンが増加します。

 

プロゲステロンは「妊娠状態を保つ」うえで

欠かせないものであり排卵後の受精に備えて

子宮等の必要な周辺環境の準備を始めます。

 

そして、受精しなかった場合に「生理」として

用意されていたものと一緒に、体外へ排出されます。

 

こういった「女性ならではのリズム」を構成するために

一連の過程が、なるべくスムーズに進行するためにも

女性ホルモンの「バランス」と呼ばれるものが重要です。

 

この「ホルモンバランス」が崩れることによって

 

排卵」のタイミングがつかめず

スムーズな「タイミング法」が出来ない

 

そもそもの体調が悪い

 

更に、ホルモン環境が悪化する

 

といった、「負の連鎖」が作られてしまうことになります。

おおまかな不妊の原因

不妊の原因は、非常に多くのパターンが考えられ

また、様々んな要素が複雑に絡み合っているものでもあります。

 

ここでは、おおまかなパターンで分けておきたいと思います。

 

女性不妊・・・

 

女性側の体に何らかの要因がある不妊の症状であり

排卵」に問題があるケース

卵子」に問題があるケース

「子宮」に問題があるケース

 

主に、以上3つのパターンが見られます。

 

男性不妊・・・

 

男性側の体に何らかの要因がある不妊の症状であり

ほとんどの場合が「精子」に問題を抱えているケースになります。

 

また「男性機能不全(勃起不全)」も

男性不妊の症状に含まれます。

 

以上の2つのケースでは、女性不妊の方が多い

と思われがちですが、実際にはその割合は同じになります。

 

そして、女性不妊・男性不妊の症状が

両方疑われるケースもあります。

 

また、原因が全く分からない「原因不明」の症状もあり

20組に1組の割合で、この「原因不明の不妊」が見られます。

「原因」を知ることが初めの一歩

10組に1組のカップルに不妊の要素があると言われ

この数字には、今現在赤ちゃんを望んでいるカップルも含まれます。

 

赤ちゃんを授かるための、生活や食事を改善し

「タイミング」に合わせて「夫婦生活」を行うことを

最近では「妊活」と呼び、赤ちゃんのために出来る

改善策を日々取り入れているカップルも多いと思います。

 

また、どうしてもうまくいかずに

不妊治療」を受けているカップルも

年々増加傾向にあります。

 

「望んでいても訪れてくれない」ということは

非常に悲しいことであり

特に女性は自分を責めてしまうことも多いようです。

 

この「不妊」問題の大きな特徴として

確固たる「原因」が分からないこと

それによって、改善策が取りにくいことが挙げられます。

 

そして「原因」を知る・解明するということは

問題を解決するにあたって、最も重要なことになります。

 

原因が分からなければ、改善策を考えようがありません。

 

このブログでは、自分達の不妊の症状から原因を探りあて

適切な改善策を取ることにつなげるアドバイスを紹介していきます。